1月29日(日)の午後、アートエリーズさんとのコラボ企画「エリー・ポッター -ヨガと魔法の言葉-」を開催します。
これ、簡潔に言えば、アートとヨガで「言葉の力」を体験するワークショップです。
この開催を告知しましたところ、「で、実際にどんなことをするの?」「アートって敷居が高いんじゃないの?」とようなご質問をいただきましたので、当日前半の筆ペンワークショップをご担当いただくイラストレーターの「おーみえり」さんを呼びつけて、サンプル作成&実演を行っていただきました!
実は、おーみえりさんと、当日のヨガのレッスンを担当するぽやにかの瑞寿さんは高校の同級生だったりします。そんな事情もあり、ワークショップとはちっとも関係のない話に花が咲き乱れてしまいまして、なかなか実演がはじまりません(笑)
あれこれ語ること数十分、ようやくやる気を出したらしい、おーみえりさん。「魔法の言葉づくり」に使う筆ペンの準備をはじめました。
「当日はこの紙を使います」
そう言って、木箱の中から取り出したのはポストカードサイズの和紙。ゴワゴワした手触りなのに、なんだかふんわりとした暖かさを感じる不思議な紙です。
なんとこれ、宮古市内で漉かれている和紙で「閉伊川紙(へかわがみ)」といいます。
作っているのは、栗橋くみ子さんという方。
昭和20年ごろで途絶えていた閉伊川紙の技術を現代に復活させようと研究に研究を重ね、宮古産の楮(こうぞ)100%で和紙を作ることに成功した方らしいです。
私たちもアートエリーズさんから話を聞くまで実はその存在を知りませんでした。スゴイことをしている人が宮古にもいたんですね! 詳しい話は下記のサイトでご覧くださいませ。
閉伊川紙の詳細はこちら
紙漉き屋 群青
正直、この紙をもらえるってだけでもかなり参加する価値があるって気がするんですけど、そこに筆ペンを使って自分だけの「魔法の言葉」を書き記します。
「魔法の言葉」は、自分の中に「いい感情」が芽生える言葉であればどんな言葉でも構いません。でも、後半のヨガにおいてその言葉を心の中で唱えますから、できるだけ短い方が良さそうですね。
おーみえりさん、サラサラと書きはじめました。筆ペンで文字とハートを描いて、
クレヨンとパステルで色をつけて装飾していきます。
そして、完成したものがこちら!
宮古市民なら市内のどこかで見かけたことがあるであろう、ほっこり文字。「平匡さん」の意味はよくわからないけれど、なんだかとても癒されます。閉伊川紙も、クレヨンで描いた部分が擦れてほつれて、独特の立体感を作り出しています。
普通の紙のサンプルと比較すると一目瞭然ですね。右のやつは小綺麗で優等生な「平匡さん」であるのに対し、閉伊川紙の「平匡さん」はヒゲ面の縄文人みたいです(笑)
書くにあたって何かコツとかあるんですか、と尋ねたところ、
「特にないです。というか、自由に書きゃあいいんです。そこにはただ個性があるっていうだけで、そもそもアートに上手とか下手とかいうこと自体ないんですから」
・・・みたいなことをおっしゃっておりましたので、絵心に自信のない方でも問題ありません。
といいますか、これ、何かにつけて「自信ないなあ」と思ってしまいがちな方が自分だけの「魔法の言葉」をつくるためのワークショップですから、自信のない方こそふるってご参加くださいませ〜。
ちなみに、書き終えて「魔法の言葉」を唱えると、こんな感じで、きらりーん、と後光がさします(いや、たまたまかもしれません)。
で、これを書き終えたら、後半はヨガの時間です。
「魔法の言葉」を実際に使いながらヨガをやってみます。
1、バランスポーズ中心のちょっと頑張るヨガ
2、リラックスするヨガ
3、「集中」の練習(短いメディテーション)
みたいな流れになっております。
「きついなあ」と思ったら、心の中で魔法の言葉を唱えましょう。
「リラックスしたいなあ」と思った時も、心の中で魔法の言葉を唱えましょう。
「もっと集中したいなあ」と思った時も、心の中で魔法の言葉を唱えましょう。
このレッスンを通じて「言葉の力」を少しでも実感していただけたら嬉しいです。
というわけで、興味のある方はどうぞごご参加ください。ひらがなが書けて、ヨガを一緒に楽しめる方であれば参加OKですので、親子でも楽しめると思いますよ。定員がありますので、ご予約はお早めに!
日時:1月29日(日)13:30-15:30
【タイムスケジュール】
13:30-14:30
「おーみえり」さんによる魔法の言葉づくりワークショップ
14:45-15:30
「ヨガサロンぽやにか」によるサンカルパヨガ
料金
大人1500円(メンバー様1000円)
小人1000円
会場
ヨガサロンぽやにか
参加条件
「ひらがなが書けること」
「一緒にヨガができること」
(託児はありません)